Dear





いつだって、愛しくないものなんか何もなかった。












その日、夜半を過ぎても七条の一角は騒がしかった。
大声が上がるとか、物音が激しいとか、そういう乱暴な騒がしさではない。
ただ押し殺して交わされる人々の話し声とせわしない気配が、静かに静かに空気をさざめかせている。
最も大きな音と言えば数人の陰陽師が地を這うような低音で紡ぐ祝詞の声だっただろうが、それも水面にはった薄い氷のような緊張感を醸す材料の一つでしかなかった。

茣蓙をひいただけの地面の上に正座して神妙な顔つきで祝詞を紡ぎ続ける陰陽師達。
その中の一人に、いつもの陽気さの欠片もない景時の横顔を見つけ、彼が鎮座する庭の向こうにある離れを目にして、最後に弁慶は自分の立てた膝頭に視線を戻した。
弁慶がいる部屋の中は、そのささやかなざわめきからも切り離されたようにしんとしていて。
一人、庭と離れを見通せる部屋で片膝を立てて座っていた。

「………」

遠い、と思う。
今まさに、あの離れで彼女が、一人の戦いを始めようとしているのに。
それも、命をかけた戦いを。

「……望美さん…」

────今日になって、望美が突然産気づいたのだ。










ゆっくりと横になった彼女に、綿を入れた大袿をしっかりとかけてやる。
月は如月に変わっても、まだ夜は冷える。そんなある晩のことだ。

「まだ冷えますから。炭櫃に火を入れましょうか」

そう言うと、望美さんは少し呆れたように瞬きした。

「今日、そんなに寒くないから大丈夫ですよ」
「そうやって油断しているとすぐ風邪をもらうんですよ。そんなことになったらやや子にも良くないでしょう」

それでなくとも、産み月も近いのに君はまったく大人しくしていてくれないし…。
と、炭櫃を引き寄せて火を入れながらぼやくと、くすくすと悪びれない様子で彼女は笑った。

「弁慶さんってね、」
「はい?」

僕が、どうかしたのだろうかと彼女の方を見ると、炭火に温められて静かに揺らぎ始めた空気の向こうで、彼女はとても幸せそうな表情をしている。

「きっと、親バカって言うか…過保護になるよねぇ」
「────」

親バカ。

何だか自分には到底似つかわしくないような言葉の響きに、一瞬言葉を失う。
きっと変な顔をしていたことだろう、今の一瞬に。

「…そうかな」
「うん、絶対なる。」

きゅっと大袿を抱き込んで幸せそうに笑う彼女を見ると、いつも照れくさいようなもどかしいような不思議な気持ちになる。
それを持てあますように、大袿のうえから彼女の腹部の優しいふくらみを撫でて、自分も隣の床に入った。
すこしすり寄ってくる肩を抱き寄せる。
ぱちぱちと炭の爆ぜる音だけが響く寝所で、望美さんは内緒話でもするように囁いた。

「赤ちゃんね、順調だって」
「本当ですか?」

よかった。と言って髪を撫でると、彼女はその僕の手に自分の手を重ねる。

「…名前、何にしよっか」
「名前?」
「うん、あかちゃんの。」

彼女がこの話をするのは初めてではなくて。
と言うよりもむしろ、ややが出来たとわかってからは事あるごとにこの話題で。
僕は苦笑して、いつも返す言葉を口にした。

「…でも、まだ男の子か女の子かもわからないんですよ?」

再び返ってくる言葉もわかっている。

「んーだから、男の子用と、女の子用と、両方考えとくとか…」

予想通りの、というか、いつも通りの答えが返ってきて、こんどこそ声を忍ばせずに笑う。
彼女は僕が笑っても怒ることはなく、ただあの幸せそうな微笑みを浮かべて

「だって、待ち遠しいじゃないですか」

と言った。
そんな風に笑うから、僕はまたあのもどかしさを感じる。
この不思議な感覚は何なんだろう。
君はこうして僕の腕の中にいるのに、一人で手の届かない何かに変わっていってしまうようなそんな気がする。

「…弁慶さん?」

思わず抱き寄せる力を強めると、不思議そうな声が耳元で聞こえた。

きっと────。
深く広い海のような笑顔で笑うようになった君は、きっと「母親」になりつつあるんだろう。
一方この愛しい体に宿った我が子の存在も間接的にしか実感できない自分は、「父親」の自覚も今ひとつつかめずにいた。
このもどかしい気持ちはきっと、一人で「母親」になってしまう君に置いて行かれたような寂しさ。










ばさっ

「!!」

離れの御簾が突然跳ね上がった音に、弁慶は身を強ばらせて顔を上げた。
裏に白い布を貼られた御簾の向こうは見えなかったが、そこから同じく真っ白な装束を着て走り出てきた少女がひどく緊張した面持ちなのは見て取れた。
一瞬、まさか、という嫌な予感がよぎる。

「…っすみません!」
「はいっ!?」

階の上から突然弁慶に呼び止められて、少女は弾かれたように立ち止まった。
桶を持ってせわしなく走っていこうとしていた彼女は、今日子を取り上げてくれることになった産婆の孫娘だということだ。
桶を持っているところを見ると水を汲んでこいとでも言いつけられたのだろう、と気づいて、もしかして呼び止めるべきではなかったかと弁慶の胸に一瞬後悔が浮かぶ。
しかし呼び止めてしまったからには尋ねずにはいられなかった。

「あの…っ、望美さん、は」






  ────初産じゃしねぇ…

望美が産み月に入った頃。
彼女のいないところで、弁慶と望美を診てくれていた産婆は、一度話をしていた。

  ────あの子は腰も細い。難産になるかもしれんよ。

難産になると。
産婆ははっきりそう言った。
出産は多大な危険が伴う。子も母も無事に済むとは、必ずしも限らない。
難産になると告げられたと言うことはつまり、どちらか、あるいはどちらも助からないかもしれないということで…。
しかも、悪いことに今回の出産は予定よりもかなり早いのだ。
本当なら後十日は大丈夫なはずだったのに…。

  ────まあ体力はありそうじゃし、あの子がどれだけ頑張れるかにかけるしかないわな。

戦乱の世をまっすぐに駆け抜けた彼女の、体力や精神力は他の女性と比べても十二分にあると弁慶も信じている。
なによりも、あの誰よりも生に貪欲だった望美がここで命を落とすなんて考えられない。
しかし。
不安はどこまでもつきまとう。






「あっ…え、えっと…っ」

いきなり問いかけられた娘は、そんな風に呼び止められるとは思っていなかったのか驚いた様子で口ごもった。
前から望美と面識があったのか、とっさに「望美姉ちゃん」と口走りかけて慌てて噤む。
しかし、もう一度弁慶をまっすぐに見つめると、しゃんと背筋を伸ばした。

「お方様は、まだ意識もしっかりして頑張ってらっしゃいます。ただ、血ぃが…あの、出血が少し多いんですが、先生に頂いたお薬も、まだ足りてますから。大丈夫です」

かしこまった物言いが慣れていないのか少々どもりつつではあったが、挑むようにきっぱりと答えられて弁慶は面食らった。
礼を言う間もなく「も少しご辛抱下さい」と小さな頭を下げて、娘は走っていく。
そのまだ十か十一かの年だろう少女の後ろ姿を見遣りながら、弁慶はゆっくりと乗り出していた体勢を元に戻した。
そして人知れぬため息をつく。

(情けないな…あんな女の子の背中の方が大きく見える)

見えるだけではない。
自分が思いきり小さくなった気分だ。
こんなに近くにいるのに、命をかけて子どもを産もうとしている妻の、手を握っていてやることも出来ない。
声をかけてあげることすらも。




『産』は穢れ。
血を伴う産みの行為は、その場所もそれに携わった人間をも穢すという。

穢れを受けては神事や参内を控えなければならなくなるので、薬師として貴族の宅にも薬を配る弁慶の家では、産をするわけにはいかなかった。
そこに産場として自宅の離れを提供してくれたのは、弁慶の患者である初老の女性だった。
若くして未亡人になり子どものいない女性だったから、望美のことを自分の娘のように可愛がってくれていた人で。
物忌みにも困ることない女だけの家ですから、と言って受け入れてくれた。
やや子を取り上げてくれる産婆も、弁慶のところでかかっていた患者だ。
人なつっこく明るい望美を、慕ってくれている患者は多かった。

九郎は九郎で、望美の妊娠がわかったときから我がごとのようにうろたえたり気を揉んだり、
「俺に出来ることならなんでも言ってくれ!」
なんて言ってくれたりして。
結局自分の邸で働いている女性の中で出産経験のある人を二人ほど、暇をやって手伝いに寄越してくれた。
景時は同門の陰陽師を何人も引きつれて祝詞を上げに来てくれたし。
熊野からは驚くほど肌触りの良い上等な産着が届いた。
望美宛てに恋文まがいの文が添えられていたのはいい加減余計だと思ったが。
驚いたのは、どこからか聞きつけたのか嵐山からもたくさんのまじないの品が贈られてきたことだ。
星の一族の邸から、「わたくしどもが神子様にして差し上げられることは、このくらいしかありませんが…」と言って。
その中に菫姫の私物だったという物もあり、望美は「おばあちゃんがついててくれる!」ととても喜んだのだ。
たくさんの人があたらしく母になるひとを愛し、祝福し、出来ることをしてくれた。

────でも。


かり…

弁慶の爪が膝頭を引っ掻く。


────自分はここにいるだけだ。


彼女を助けてやることができるわけでも、
彼女を励ましてやることができるわけでも、
彼女の苦しみを請け負ってやることが出来るわけでもない。
それどころか、父親のなりかたすら今ひとつわからずにここに座らされているだけだ。

何も出来ずに、

ここで。


「望美さん…」

出来るものなら、してあげたいことは山ほどある。
ただ今彼女を襲っているであろう全ての苦痛を和らげてやりたい。
不安を抱えているなら取り払ってやりたい。
彼女が命を落とすようなことがあるなら、
どうか代わりに、
自分が。

ただひたすら、彼女を守ってやりたいと切望しているのに。






この手が何かを守れたためしなどなかった。
だから守ろうとして逆に滅茶苦茶に壊してしまったものの姿を目にしたとき、自分はこの心に戒めをした。
己の浅はかな心の揺らぎが、本当に大切な物を壊してしまうのだと思って。
常に氷の針であることを己に課した。


────けれど本当はいつだって、愛しくないものなんか何もなかった。


春に開く花が愛しかった。
夏に繁る葉が愛しかった。
秋に実る実が愛しかった。
冬に忍ぶ幹が愛しかった。
この手で世界を壊してしまったときも、この世界は愛しかった。
幼いヒノエが、敦盛や望美が助けようとした小鳥も、生きようとする小さな命は愛しかった。
理を越えて、死してなお甦った者達を見ても、現世に捕らわれる人の情は愛しかった。
重い病を得ていても、薬を処方してやるとありがとうと笑える患者の強さは愛しかった。

自分と違って悲しみに素直に心を揺らしながら、それでも運命を変えてみせると、
希望を見据えることをためらわなかった少女のしなやかさが、
優しさが、
何よりも愛しかった。


「…望美さん」

この柔らかな感情に気づかせてくれたのは君。
気づくのが遅くて、もうほとんどこの手を滑り落ちていたけど、
一番愛しいと思った君だけはこの手から離したくない。

(守りたいんです、君を……)


「望美さん」


唇に力を込めて呟いた瞬間、ぱちんと音がして。
ふっと花の香りがしたような気がした。







その刹那。

おぎゃぁ……っ!!

「っ!!」

夜闇を引き裂くような声が辺りに響いて、その場にいた全員が色めき立った。
弁慶もその例に漏れず、思わず膝を崩して半ば立ち上がりかける。

(産まれた…!?)

響き渡る赤子の泣き声は、止むことがない。
子は無事なようだと、ひとまず胸を撫で下ろす。しかし。

(望美さんは……っ)

どくんどくんと心臓が跳ねる。嫌な汗が掌に滲んだ。
泣き声は次第に落ち着いて、やがて聞こえなくなり。
泣き声が止んでしばらくしても、ざわざわとした気配が落ち着くことはなかった。
そして離れから出てくる人間は、まだいない。

(まさか…)

不安にしびれを切らして思わず立ち上がりかけたとき。

ぱさり────

静かに御簾が上がった。
弁慶は反射的に、短く吸った息を飲み込むようにする。
中から出てきた産婆は、何を言うよりまずまっすぐに弁慶を見据える。
一瞬の緊張の後、産婆は腰を静かに曲げて一礼し、そして。
────ゆったりと、満足げに笑って見せた。

今度こそ弁慶は立ち上がって、階を駆け下りた。
もどかしく揺れる感情を抱え、愛しい人たちのもとへ。





白一色に布を張られた離れの中に入ると、一種侵しがたい神聖な気配がする。
出血がひどかったと言うが、血は清められていた。
血のにおいが少し残っていたが、それがなければ産の名残など見て取れないほどに、そこは既に整えられている。

静かだった。
少し上がった自分の息が聞こえた。
すぐ側に控えていた女性が、優しい微笑みを浮かべて弁慶を促す。
几帳の奥に入ると、そこに望美の姿と……
隣に、白い布にくるまれた、小さな小さなややの姿があった。
思わず足が止まる。

「褒めて差し上げませ。立派な男の子をお産みなさったんよ」

女性の小声に背を押されて腰を下ろして。
女性が部屋から下がるのを背中で感じながら、ゆっくりと子どもの顔を覗きこんだ。
まだ目も明いていない彼がこちらを見ることはなかったが、その小さな胸が確かに上下しているのを見て心臓が熱くなる。
この子が、自分の血を受け継ぐ、命。
自分と彼女との、息子。

「────っ…」

喉の奥から何かが溢れそうになったが、上手く言葉にならずに口元を押さえた。
望美は大丈夫なのだろうか、と今度は彼女の方を覗きこむと、気配を察したのか眠ったように閉じられていた目がゆっくりと開いた。
その表情に疲れは見えるが、浮かんでいるのはあの、海のような広く深い微笑み。

「……ふふっ」

それが弁慶を見るなり、こらえきれなくなったように噴き出したのだからさすがに面食らった。
どうしたんですか、と尋ねるより早く、彼女の方がその答えを教えてくれる。

「弁慶さん、泣きそうな顔してるよ」

泣きそうな顔、してるよ。
そんな指摘をされて、思わず数度瞬きをした。
情けない顔をしていたのだろうか。
彼女にそんな顔を見せるわけにはいけないと慌てて取り繕おうとしたが、その意志に反して無意識のうちに口が動いていた。

「…君を、失うかもしれないと」

言うと、望美は少し怒ったような顔をする。

「いなくなるわけないじゃないですか。赤ちゃんと弁慶さん置いて」

強い口調でそう言って、最後にちょっと苦笑してみせた。

「なんて。一瞬ちょっと気が遠くなって、ヤバいなぁって思った瞬間があったんですけどね…」

望美はそこで一度言葉を切って、そっと手を上げて。
指先で隣に眠る我が子の頬に、優しげに触れる。
そして弁慶を見て、もう一度微笑んだ。

「意識が飛びかけたとき、弁慶さんの声が聞こえたの」
「…僕の、声?」
「うん。私の名前、呼んでてくれたでしょう?」

弁慶は、思わず言葉をなくした。
母屋にいた自分の呟きが、離れにいた彼女に届いたわけはない。
しかし望美は、確信を持ってそう問うたのだ。
自分を呼んでいてくれただろうと。

「その声が聞こえたから、私後ちょっと、頑張れたんですよ。弁慶さんがね、側にいてくれるって…思ったから」

ありがとう。
そうやって笑って、望美は赤子に触れていた手を弁慶の方へ伸ばした。
何を求めているのかがわかってその手を取ると、そっと指を絡めてくる。
その仕草が愛しい。
指先がほんのり温かくて。

「礼は…僕が言うことですよ」

両手で強く、細い手を包み込む。

「僕の子を産んでくれて…無事でいてくれて、…ありがとう」

ああまたどうせ情けない顔をしているんだ、と思ったが、もう取り繕う必要もないのはお互いわかっている。
望美は今度はくすぐったいような照れたような、少し幼く見える笑みを見せて、「どういたしまして」と呟いた。
そして。

「弁慶さん、抱っこしてあげて」

握っていた弁慶の手を、赤子の方に促す。
一瞬弁慶は躊躇した。
赤子は驚くほど小さくてふにゃふにゃしていて、触れただけで壊してしまいそうだと思ったのだ。
しかし、意を決してそっと抱き上げる。
そっと。

「…うわ」

両腕で抱えると思わず声が漏れた。
抱いてみると見た目よりしっかり重さがあるのだ。
これが人一人分の重み。

(ああ、これが)

ふと、なんの前触れもなくすとんと腑に落ちた気がして、いつか感じていたもどかしさがすうっと消えた。
この重みを抱くということ。
守るということ。
それが父親になるということ。

胸の内が一瞬、漣のように震える。

「早く出てきちゃったけどね、しっかり大きくなってたって褒められたんですよ。重いでしょ」

弁慶は子どもから目をそらせず、頷くだけだった。
何だか胸がいっぱいで、言葉がうまく出てくれないのだ。
その様子を見て望美はふふっと笑う。

「きっとね、その子、私の願いを叶えようと思って、急いで大きくなってくれたの」

(願い?)

目線だけ動かして問うと、望美はその意を得て頷いた。

「うん、弁慶さんの誕生日と同じ日に、赤ちゃん産みたくて。ほんとに今日産まれてくれるとは思ってなかったんだけど…」

さらり、と投げかけられた言葉に。
一瞬思考が追いつかなかった。

誕生日──────?

「あ、やっぱり覚えてなかった。去年教えたでしょ?『誕生日』」

確かに、教えられた。
彼女の世界では、人は生まれたその日に年を重ね、その日を祝うのだと。
だけど、こんな大変な日に、そんなこと……。

「……忘れて、ました」

覚えていたわけがない。
呆然として呟くと、うん、と望美は満面の笑を浮かべる。

「来年から、絶対忘れないでね。その子と同じ誕生日なんだから」

そして、この日の常套句を。

「お誕生日おめでとう、弁慶さん。」

彼女はやっぱり、海のような深い広い笑顔だった。






ああきっと、僕はこの愛しさは守り抜ける。
そして年を重ねるたびに、この優しい言葉を紡ぐんだ。

『産まれてきてくれておめでとう、ありがとう』

この腕に温かい重みをくれた新しい命と、
いつも光のような奇跡をくれる君と、

余すことなくいとおしいこの世界の全てに愛をこめて。






はい。
約一月遅れた、今さら感溢れるべんたんSSです。笑
何だか弁慶さん情けないしあんまり祝ってる感じも味わえないSSですが、弁慶さんお誕生日おめでとうございます!
ちなみに藤宮は出産経験はないので(笑)、お産に関してはいろいろおかしいこと書いてるかも知れませんが、そこはどうぞスルーでお願いいたします。



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